「私も該当するかも」と
思ったときが“話し時”!
これまで数多くの方のカウンセリングやご相談をお受けしてきましたが、「こんなことを相談するのは申し訳ない」と、遠慮される方が多くいらっしゃいました。しかし、カウンセリングに悩みの大小は関係ありません。どんな悩みにもストレスは付きものです。実際に、ストレスを抱えている自覚がない方も多くいらっしゃいました。
相談をしてみた結果、病院の受診が必要になったり、障害福祉サービスを利用したりすることは少なくありません。こちらでは、実際にどんな流れで相談すればいいかをご紹介します。
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Step.01 相談したいことがないか、考える
まずはじめに、最近よく考えて頭から離れないことがないか、考えてみてください。「相談ごと」として考えると気にも留めなかったことに、気づけるかもしれません。思い浮かんだものが、あなたの悩みです。
ご相談いただく内容はどんなものでも大丈夫。ぜひあなたのお話を聞かせてください。
話すことで悩みが解消されたとしたら、それはとても喜ばしいこと。もし話すだけでは解決しなかったら、当社のスタッフ(カウンセラーや支援専門員)が解決するためのプランを考えます。 -
Step.02 悩みごとを
大小で分けずに話してみる話すときに大切なのは、悩みを大きい小さいで分類しないことです。なぜなら、真面目な方ほど「こんな小さなことを相談するのは迷惑だろう」と一人で悩みを抱えてしまうから。ほかの人と比べて「自分の悩みは小さい」と片付けるのは、あなたにとって苦しいことのはずです。人の悩みは、それぞれ違います。全く同じ悩みはありませんから、他人と比べる必要はないのです。
当社の仕事は、あなたのご相談をお伺いすること。どんなことでも気にせずお話しください。もし当社が力になれそうなことがあれば、ご提案させていただきます。 -
Step.03 自分の状況を把握する
誰かに話すと自分の気持ちが整理され、それにより自分の状態が見えるようになる…これは相談するうえでの大きなメリットです。自分一人で抱えていると気づけないことはたくさんあります。
まずは口に出して、自分の気持ちと向き合うところからはじめましょう。
言葉にしていくうちに、自分の感情が変化して戸惑うこともあるかもしれません。しかし、みなさんそうなので安心してください。悩みを解決するための第一歩は「自分の感情を正面から受け止めること」。今まで抑え込んでいた本音や思いに、素直に向き合ってみてください。 -
Step.04 スタッフと現在の状況を共有する
自分の気持ちを感じ取れたら、それをぜひスタッフに教えてください。「これは間違っているかも」と隠す必要はありません。話すことで、あなた自身が「知らなかった自分の一面」に出会えるかもしれないからです。そうしてあなたの中にあるたくさんの感情や考えを知っていくことが、「自分の気持ち」を認めることにつながります。あなたのことを一番わかってあげられるのは、世界であなただけ。どうか自分自身を否定せずに、ありのままを話してみてください。
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Step.05 これからの目標を考える
あなたとスタッフの間で考えや思いが共有できたら、この先のことを考えていきます。どうしたら悩みが解決できるか、笑顔で過ごせるか、前向きになれるか…今後の目標ややりたいことを決めていきましょう。このときの目標は、必ず達成しなければいけないものではありません。日々過ごす中で感情は変化していきますので「そのときのあなたに合った目標」に決め直すこともあります。また「目標を決めたらそれっきり」ということもありません。新しい悩みや感じたことがあったら、いつでもスタッフに聞かせてください。